百田国広のブログ
2025/9/2

【買う前に必読】ロリス・ローゼンミュラー サイズ感 / Rolis Rosenmüller

ロリス・ローゼンミュラーがついにYouTubeでも紹介された。マーカウェアの石川俊介氏のチャンネルで。石川氏は毎シーズン、自分が買ったものの中からベストを選ぶ企画をやってます。ウエストンやクロケのような高級靴はもちろん、The Row やボッテガといったハイブランドも数多く買われてる中でロリスのユリウスがNo.1に選ばれたとのこと。

インスタやブログでもロリスは人気だけれど、たまに見かけるのが「サイズが大きめ」というレビュー。たしかにロリス推奨のサイズで履くと確かにユルく感じるかもしれないけれど、実際はそれが正しいと思ってます。

これ、日本人がタイトフィット好きすぎるのが原因なんじゃないかと思ってます。ぼくも高級靴を買い始めるまえはリーガルの26cmなんかを履いていました。でも今リーガルを買うなら25.5cmを選ぶはず。日本人とアメリカ人で足の実寸は1サイズ程度しか違わないのに、日本で買われる高級靴の平均サイズは1.5サイズくらい小さいとのこと。つまり日本人はハーフサイズくらい小さめを選ぶ傾向がある。

ただその結果、15年くらい経つと太ったりむくみが取れにくくなったりして、昔の靴がどんどん履けなくなっていくんですよね。「一生ものだ!」と思って買ったのに…。気づいたら小指が曲がっていた…。靴好きあるあるです。

ぼくもロリスのチャートで7.5が推奨サイズと表示されてましたが7.0を選びました。でもそのあと、7.5を買い直しました。実際に履いてみて、今ではやっぱり7.5でよかったなと感じています。履きが深い木型なので緩めでも自然に履けますね。英国靴みたいにハーフ違ったら履けない、なんてことはないです。

ウエストンのゴルフ、180、ハント、ロジェ…。どれも流血しながらフィッティングして、なんとか履けるようになりましたが、いまだにちょっと怖いんですよね。朝、家を出るときに「今日の夜は痛くならないかな」と不安になる。だけれどロリスの7.5は気負いなく履ける。ラクに付き合える。スニーカー、マジで履かなくなったな…。

最初からロリス推奨サイズで7.5を選んどけばよかったな。というわけで7.0をオクに出しときます。